【書評】ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー/ブレイディみかこ

 

 

 

どもどもこんばんわ!となりです。
今回で第2回目を迎えました書評のブログ!今日はこちらの本を紹介したいと思います。

 

 

 

個人的評価

 

・読みやすさ:☆☆☆☆☆

・病み付き度:☆☆☆☆☆

・独創性  :☆☆☆☆☆

・教養学問性:☆☆☆☆☆

・言葉選び :☆☆☆☆

 総合評価 :S

※あくまで個人的評価です。

 

内容

 

 英国で「ぼく」が通うイカした元・底辺中学校は、毎日が事件の連続。人種差別丸出しの美少年、ジェンダーに悩むサッカー小僧。時には貧富の差でギスギスしたり、アイデンティティに悩んだり……。
 世界の縮図のような日常を、思春期真っ只中の息子と、パンクな母ちゃんの著者は、ともに考え悩み乗り越えていく。私的で普遍的な「親子の成長物語」。

(本帯裏コメント)

 

 

感想

 

 書店屋に足を運び店内を眺めてると、昨今どんな本が世間を賑わかしてるのか大体わかる。
 そんな中、『一生モノの課題図書』とデカデカ帯に書かれた本が目に入りこんでくる。それがこの「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー/ブレイディみかこ」という本だ。
 表紙の雰囲気で読むのをためらっていたのですが、ページを捲ると、まぁ面白い。日本に住んでるとどうしても他国の情報とかはニュースやネット(専ら自分の興味のある情報)ぐらいしか情報が入ってこないのですが、この本には、リアルなイギリス社会事情が描かれていて、日本での考え方のギャップを感じ、多くの事を考えさせられます。
 また、ブレイディみかこさんの息子への教育方針がしっかりしていて(イギリス社会自体が教育材料としていいのかもしれませんが、思春期の子供にとっても、わたしたち大人にとっても大きな課題だと思います。)子育ての難しさ、歯がゆさ、悲しさ…。そんな一面も共感できる作品だと思いました。

 
 

こんな人にオススメ

 

●知見や見聞を広げたい方。日本では考えられない社会問題なので考え方を深めたい方は、ぜひ。

 

●子育てに悩んでる方。子どもへの教育のヒントが得られるかもしませんよ!

 

●ノンフィクション作品をお探しの方。小説とは違う読後感が味わえると思います!

 

このような方はぜひ、本書を手に取って読んでみてください。

 

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